【増補版】戦争は教室から始まる: 元軍国少女・北村小夜が語る
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あらすじ/作品情報
軍国少女として育った北村小夜さんは、現在の学校はすでに「戦前」だと語る。教室から始まる「戦争できる国」づくりの思想を解説。増補版として2018年に教科化した道徳の問題点と、パラリンピックがもたらす障害者差別を指摘。【主な目次】1.増補版にあたってのまえがき2.まえがきにかえて3.第一回 修身と道徳――より巧妙に、自発的に心とからだがお国に奪われていく4.第二回 音楽 歌い継がれる戦争の歌――音楽は軍需品~歌は身に付き、人の心を唆す5.第三回 障害児教育――能力主義を支えてきた特殊教育、支え続ける特別支援教育6.第四回勤評・学力テスト――国家統制が強化されるとき、子どもの分断と教師への管理強化は同時に進む7.第五回 学校行事 日の丸、君が代――行事を通して浸透する天皇制、戦争遂行体制8.第六回 軍国少女を生きて――旗と歌に唆され、無知のゆえ侵略者の役割を果たした9.第七回 道徳教育10.第八回 オリンピック・パラリンピックは障害者差別を助長する