なぜ、「会社の数字」は達成されないのか?
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あらすじ/作品情報
■小さな会社にとって「会計中心の経営計画」は役に立ちませんその大きな誤解は1960代から始まっています。かのピーター・ドラッガーが来日して以来、日本の社長やコンサルタントは決算書中心の経営計画書が流行してしまったのです。しかし、決算書は過去の数字。資金のある大企業や設備投資が膨大な製造業などはいいのですが、小さな会社にとっては意味がないのです。小さな会社にとっての経営計画とは、「社長の実行計画書」にほかならないのです。■小さな会社のための「社長の実行計画書」とは?この本では、1年間で社長が実行すべき計画を立てることを念頭に置いています。そして、社長が考えた戦略や戦術をこの1年間でどれくらい達成できるかが会社を大きく変えていきます。■「社長の実行計画」は3カ月ごとに落とし込む計画に盛り込まなければならない項目は8つあります。それはランチェスターの8大要素です。「商品」「営業地域」「業界・客層」「営業」「顧客維持」「組織」「資金・経費」「仕事時間」です。これらの8つに対して、3カ月でできることを計画に落とし込んでいきます。あなたの会社にとって優先しなければならない重要事項、達成のために時間のかかるものから入れていき、その隙間に1カ月くらいでできるものを埋めていきます。すると、社長が1年間で達成できる項目は10~12件くらいになり、1年間で10件以上の目標が達成されれば、会社は劇的に変わっているはずです。