あらすじ/作品情報

トラックで男を轢き殺したとして逮捕された石川雅子。被害者の杉原は、5年前に同じ場所で雅子の娘を轢き殺した男だった。警察は復讐のための殺人と考えるが、雅子はあくまでも事故だと言い張る。しかも「まだやることがあります」と呟く。杉原が死んだ今、雅子がやり残した事とは何か? 警部補・河村と婦人警官・富永は事件の真相を追うが…。「消えずの行灯」で平成18年の小説推理新人賞を受賞した注目の作家が贈る衝撃の警察ミステリー。

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