わたしが人間であるために: 障害者の公民権運動を闘った「私たち」の物語
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あらすじ/作品情報
1964年の公民権法から取り残され、「二級市民」でもなかった米国の障害者たち。そこに風穴を開けた「リハビリテーション法504条項」誕生の背景に、当事者たちの粘り強い運動があった。リーダーとして政府機関に乗り込み、25日間占拠したジュディス・ヒューマン。障害を理由に学校や就労から排除され、それでも「人間であるために」闘ったジュディが、今日もなお差別と闘い続ける「私たち」へ贈るライフストーリー。【主な目次】ジュディより日本の読者のみなさまへジュディからのメッセージプロローグ第Ⅰ部 一九五三年 ブルックリン・ニューヨーク第一章 蝶第二章 不服従第三章 闘うか闘わざるべきか第四章 飛び立つ恐怖第Ⅱ部 一九七七年 バークレー・カリフォルニア第五章 とらわれて第六章 占領軍第七章 戦場の兵士第八章 ホワイトハウス第Ⅲ部 一九八一年 バークレー・カリフォルニア第九章 応酬第十章 チンゴナ 第十一章 人間第十二章 わたしたちのストーリーあとがき解説(尾上浩二)訳者あとがき